マイセン人形寓意シリーズ、古典作品群の代表作
その中でもペアで揃うことは皆無に等しいプレミアムフィギュリン
「寓意 昼と夜」
近日入荷予定です！
一般的にはAllegory Night&Dayと言ったほうが通りが良いかも知れません。
極めて稀でお探しの方もいらっしゃるかと思います。
上段写真は実際の作品です。
下段白黒写真は「Meissen Collector's Catalogue」からの抜粋です。
入荷予定の作品は限定制作の完全ペア作品です。
作家は謎多き造形師、シュワーベ氏によるものです。Schwabe（1837年生誕～没不詳）
シュワーベ氏は今風で言うとフリーのモデラーでマイセン磁器の雇用は受けていない作家でした。
代表作は天使人形Lシリーズやこのナイト＆デイなどが挙げられます。
文献によるとマイセン磁器は同氏のモデルを1899年にかけて取得した経緯があるようです。
その取得モデルの中でも最も有名な作品がこの「寓意 昼と夜」と言われており、世界的に見ても非常に人気が高くマイセン天使人形の代名詞となっております。
現在ドイツマイセン磁器本社ではプレミアムフィギュリンとして年間数体のみ特別限定制作（Limitierte Auflage）としてオーダーを受け付けているようですが、金額も公表されておらず非常に高額と思われます。
入荷は当然限定1ペアのみです。乞うご期待！
2/1 写真を更新いたした。実際の作品です。
≪マイセン人形 ナイト＆デイ 作品紹介≫
マイセンの天使の人形の中でも、特に人気の高い古典の人形。
昼は朝焼けを思わす薄い紫色の衣をはおり右手にトーチ、左手に花を手にしてます。
頭には太陽の輝きをイメージした髪飾りがあります
トーチは、生命、知識、太陽が昇りそして陽が沈む真理を象徴しています。
ギリシア神話の神々、キューピッド（エロス）、ビーナス（アフロディーテ）、セレス（デメタ）、バルカヌス（ヘファイスト）などは、トーチを携えてます。
足元にはたわわに実った穀物とひまわりの花、羽を広げた小鳥がいます。
高さ約19.5ｃｍ。
夜は黒い衣をまとい、頭に金に輝く星を飾り、手にはケシの花を持っています。
また足元には夜を象徴する梟がおります。
高さ約18.5ｃｍ。
いずれも大変かわいらしい顔をしております。