古マイセン アンティーク西洋磁器のマスターピースである細密画ワトー多彩色
豊穣の角を持つ天使 フィギュア・チューリン
19世紀マイセン磁器を代表する作品です。
写真をご覧いただけましたら説明は不要かと思います。
ロココ時代、宮廷文化そのものの絢爛豪華さと上品な華やかさを併せ持つ装飾食器、Terrine~チューリン
ロカイユハンドル、コバルトベースに複雑なロココ金彩を纏い、更に細密画の王道「カラード ワトー」が描かれています。
※ワトーにつきましては下記を参照ください
メインは蓋の部分
富の象徴「豊穣の角」(ラテン語表記Cornu Copiae)を持った天使が座っています。
それだけではなく豊穣の角からこぼれ落ちる果実はただの絵付けではなく、いわゆるアップリケ・フルーツ
立体に作られており、蓋の上にあたかも果物を散りばめたような立体的なつくりとなっています。
この手の作品は市場に出ることは皆無です。
そのため日本国内では購入はおろか実際に見ることすら不可能と言っても過言ではありません。
実際入荷作品もドイツ国内の美術ギャラリーに展示されていた作品です。
マイセン磁器コレクターには垂涎の作品となります。
乞うご期待!
8/15 写真を更新いたしました。実際の作品です。
マイセン ワトー画
1741年、ロココを代表する画家、アントワーヌ・ワトー(Antoine Watteau 1684-1721年)のエッチング(銅版画)を基に王室の命を受けたヨハン・グレゴリウス・ヘロルト(Johann Gregorius Hoeroldt 1696-1775)が完成させたマイセン磁器最高峰絵付けと言われる「ワトー Watteau」が誕生しました。 短い時代に花開いたロココ宮廷文化の代表的な芸術品、華やかで甘美な世界観があり、絢爛豪華な作品です。