マイセンフィギュリンの中でも最も名の知れたシリーズ
Allegorie~寓意シリーズより
「四季の寓意」
説明不要なぐらい有名な作品群です。
近日、四作(春夏秋冬)全部揃いで入荷いたします。
アンティークマイセン、四季の寓意全作揃いは大変珍しく、滅多にお目に掛かれません。
コレクションをなさっている方も多いことと思いますが、なかなか揃わないのが現状です。
更に一体ゝ集めるにはそれなりの時間と資力が必要ですが…
今回は一気にコレクションすることが可能です。
1700年代ケンドラー名作
乞うご期待!
8/7 写真を更新いたしました。実際の作品です。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(Johann joachim Kaendler 1706-1775)
彫塑家 マイセン磁器マイスターモデラー (マイセン製作所には1731年から1775年まで従事) 宮廷彫刻家のベンジャミン・トマエ氏の弟子となり王家の宝庫である緑天井(The Green Vaults)の彫刻制作に6年間携わります。 この時の仕事ぶりが評判されて、1730年には宮廷彫刻家の称号を預かりました。 翌年の1731年アウグスト強王のご指名でマイセン製作所のモデラー(原型製作者)として採用されます。 強王の夢の磁器の城、日本宮に飾る為に、短期間で多様な動物彫塑を作りました。 彼の彫塑は個性的でダイナミックでありながら優美で自然な美しさを持っており、天才的な才能を十分に発揮し、アウグスト強王にも高く評価されます。 しかし、彼の栄光も長くは続かず、最強のスポンサーであったアウグスト強王死後(1733年)は息子の3世には理解を得られず、得意な大型彫塑で等身大の王の騎士像製作を断念します。 強王死後のスポンサーは裕福な貴族。彼らからの注文で、様々なその新しいサービスセットの原型を作ります。 バロック様式、ロココ様式にも精通していた彼のサービスセットは貴族達からも賞賛を浴びます。