ユーゲントシュテール期の巨匠、画家でありすぐれた芸術家でもあった
ルドルフ・ヘンチェルの釉薬下彩花瓶
アールヌーヴォーの名作花瓶が近日入荷いたします。
日本では「ヘンチェル」と言えば人形
通称「ヘンチェル人形~ヘンチェルの子供達」と言われ、マイセンアールヌーヴォー人形の巨匠として後世にまでその名は受け継がれております。
日本で言うところのヘンチェルは主にヘンチェル兄弟の弟であり、ヘンチェル人形の代表作者であるユリウス・コンラート・ヘンチェルをさすことが多いですが、実際はヘンチェルが携わった作品は兄弟によるところが殆どと言われております。
ヘンチェル兄弟、特に兄のルドルフ・ヘンチェル作品は現存数が極端に少なく、その殆どがに希少作品あたり、パテ・シュール・パテ作品や当作のような釉薬下彩花瓶や装飾絵皿、通称「翼のモチーフ」と言われる模様を携えたテーブルウェア類など、どれもがアールヌーヴォーを代表する高額作品にあげられます。
今回入荷作品はその兄であるルドルフヘンチェルによる釉薬下彩花瓶です。
アールヌーヴォー特有の女性的なデザインに淡い桜色的な彩色を高難度な技法である「暈かし」で表現しています。
ユーゲントシュテール期において外すことのできないマイセン磁器芸術作品の名作です。
乞うご期待!