マイセン磁器創業時、大よそ300年以上前から描かれていたオリエンタルモチーフの「エキゾチックバード」
マルコリーニ期、推定1700年代後期から1800年代初頭、しかもペアで近日入荷いたします。
マイセン磁器創業のころから存在する、アンティークマイセンを代表する逸品「エキゾチックバード」
当時の欧州地方には存在しない鳥、空想上の鳥が描かれていると言われており、その特徴はオリエンタル調の彩色と必ず昆虫も描かれていること、マイセンシノワズリの柿右衛門様式や景徳鎮などのも見られる手法です。 エキゾチックバードは当時マイセンというよりも西洋磁器有数の難絵付けで、ここまで芸術性を高めた作品はマイセン磁器にしか制作できず、以降マイセンの19世紀を代表する名作となりました。
現在マイセン磁器では制作しておらず、本絵付の手法はごく稀に世界限定等で復刻いたしますが、極めて高難度ゆえ、トップペインター含む数人程度しか許されないと言われております。
入荷作品は通称マルコリーニ期、現存する最古の部類で推定1700年後期から1800年初頭の制作、フォームはその時代に一世を風靡した"Form Berlin"ベルリンフォームです。
マルコリーニ期のエキゾチックバード最大の特徴はその彩色。
現代物とは全く異なるコッテリとして豊かでオリエンタルな風合いで、一目で特別なアンティークカップとわかるほどの独特な存在感があります。
当店でも過去何回かエキゾチックバードの作品をご紹介いたしましたが、マルコリーニ期、しかも二客、ペアで入荷は今後を考えるともう無いと思われます。
ご期待ください。
3/26 写真を更新いたしました。実際の作品です。
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